SSブログ

長崎県知事選、民主党候補者敗北 [選挙・政党・政局]

こんばんわ。そうてんです。


21日に行われた長崎県知事選で自民・公明が推薦した候補者が勝ち、民主党が推薦した候補者が敗れる結果となりました。地方の首長選挙は国政とは別な政治的バランスがあったりするため、マスコミが報じるように一概に「政治とカネ」の問題が影響したとは言い難い部分もあるかと思います。しかし、国会議員100人以上が応援に駆けつけた事実、また長崎が昨年の衆院選の小選挙区において民主党が全勝した場所であることを考えると、おの結果が民主党に与える影響は小さくないものです。


民主党は長崎県知事選において、露骨に政権与党であることを誇示しました。それを報じた動画があります。



特に露骨なのは石井一選対委員長の「時代に逆行するような選択を長崎の方がされるのなら、民主党政権は長崎に対しそれなりの姿勢を示すだろう」 という発言。これは明らかに「民主党候補者を勝たせなかったら、長崎には何も作らないぞ!」といっているも同然です。


権力には使い方があります。例えば自民党は陳情に知事などが来た際に「俺たちは政権与党なんだから何でもできるぞ!」と言葉では言いません。以前、NHKの特集の中で流れたのですが、その場で党幹事長なんかが関係省庁に電話するんです。「~が・・・だからさ。なんとか頼むよ」と。これは行動で政権与党の権力を見せつけています。このあたりは自民党の「権力を見せつける手段」としてうまいな、と思います。言葉で石井氏のようなことを言えば「こいつは何様なんだ!?」と長崎の有権者が思って当然だと思います。


選挙というのは、有権者が「この人が我々の代表者にふさわしい」という人物を選んで投票するものです。それに対して、石井氏のこのような発言はまさに民意を無視しているも甚だしいと思います。「政治とカネ」の問題以上にこのような露骨に「俺たちは政権与党なんだから何でもできるんだぞ!」という姿を示したことが長崎県民の反感を買い、長崎県知事選の敗北につながったのではないでしょうか?
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。