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自民党はできた理由を思い出せ [選挙・政党・政局]

今回の総選挙で自民党は119議席という歴史的大敗をしてしまいました。現在、自民党は首班指名選挙をどうするのか、という議論をしていますが、中々まとまらない情勢です。


権力は権力者を腐敗させる。これは歴史が証明してきたことでもあります。実際、自民党はずっと権力の頂点にいたことで様々な腐敗を生みました。そして、その権力への執着が頂点に達したのは1994年の自社さ連立だと言えます。このとき、自民党は権力の頂点へもどりたい一心で社会党の村山富一氏を首相にするという「歴史的暴挙」に出ます。そのときの影響は「村山談話」などの形で今でも残っています。


自民党はその後も連立の相手をとっかえひっかえし、最終的に小泉純一郎という人物の人気に肖ったがために、「国民の人気がある人物を首相にすればいい」とするポピュリズム的発想に向かってしまいました。そのようにして、自民党の賞味期限をいわば「偽装」してきたわけですが、ついに今回限界がきたのです。


では、今後自民党がすべきことは何か。
それは自民党を消滅させてしまうのに近い「大規模な党内改革」を行うことです。それは、自民党が何をするためにできた政党なのかを思い出す改革です。これをやらない限り、来年の参院選どころか二度と政権政党にもどることはできないでしょう。自民党は政権を安定させるために保守だけではなく、革新を取り込もうとしてきました。その結果として「自民党の左傾化」を促進させてしまいました。ならば、自民党は再び本当の保守政党にもどるべきです。


改革ができたか否か。それは来年の参院選で評価されることになるのだと私は考えています。
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