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政権交代は始まりにすぎない [選挙・政党・政局]

こんばんわ。昨夜のニュースで皆様すでにご承知のとおり、民主党は308議席を獲得する歴史的大勝を収め、政権交代が決まりました。一方、自民党は119議席と1955年に自民党ができて以来の歴史的大敗となりました。


今後の焦点は民主党における閣僚人事及び党三役人事となります。また、国家戦略局をいかにして作るのかも課題になってくるでしょう。まずは、ここが民主党政権の見極めどころとなります。私のイメージとしては、閣僚人事に関しては若手をかなり起用し、一方の党三役に関しては小沢氏などの長老クラスを持ってくるんじゃないかなと考えています。これは、党三役は党内外との調整を行うポストであり、それこそ小沢氏のような老練な人物を充てることになるんじゃないかと思います。


連立に関しては私個人としてはやるリターンよりもやったことによるリスクのほうが高いのではないかと思います。国民新党はともかく、社民党は民主党の右派から中道右派系にかけてとは意見がかけ離れています。とりわけ、外交・安全保障政策に関しては来年1月に期限が切れる新テロ特措法の取り扱いに関しての違いがみられます。もちろん社民党と連立しないリスクとしては参議院での過半数の維持が難しい、という点がありますが。


どちらにしても、まずはこの3か月で民主党が何をするかです。3か月という数字はまだまだ国民の目が甘い時期です。アメリカなんかでもこれはあります。しかし、そのあとはだんだんと国民の目も厳しくなってきますし、マスコミにしても今までのように民主党に「優しい」論調にはならないと思います。マスコミというのは「政権与党を叩いてこそ数字(視聴率)が獲れる」と考えているところがありますから。


そして、来年の参院選の結果次第では政権交代に続く物語「政界再編」が始まるかもしれません。ですから、これは終わりではなく、歴史の転換点のスタートだと私は考えています。
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