小沢氏 民主党代表の辞任を表明 [選挙・政党・政局]
こんばんわ。そうてんです。
このニュースを聞いた時はびっくりしました。
民主党はいくら総理大臣が福田康夫氏になったからといって、現段階で解散・総選挙となれば政権をとれないわけではありません。小沢氏は総理大臣の椅子に今一歩まで迫っていたわけです。
しかし、先日の党首会談はびっくりでした。小沢氏は大連立なんて絶対飲まないと考えていたのにまさか飲む気があったとは・・・。大連立を行った場合、民主党の中にいる旧社会党系や自民党内にいる保守系議員が反発しあい、自民も民主も関係なくグチャグチャになりますし、また、世論もそれを是とするはずがありません。にもかかわらず、小沢氏が飲む気があった、というのには驚かざるを得ません。
これで民主党はまたグチャグチャになるでしょう。おそらく鳩山か管のどちらかが民主党代表の座に座ることになるのでしょうが、どちらも総理大臣の器には見えません。そうなれば、民主党分裂の可能性も出てきますし、またその中で小沢氏が新党を立ち上げ自民党と連立するシナリオも否定できません。とにかく、ここからの政治状況は単純な解散・総選挙で民主が勝つとかいうシナリオではなくなってきました。この事態に民主党はどう動くのか?自民党はどう対応するのか?これがこれから注目されていくことになるでしょう。
まぁ私個人の意見としてですが、日本には明確な保守政党が存在せず、自主憲法制定や自衛隊の国防軍化を叫ぶ政治家がそれに反対を主張する人がいる政党に所属している状況です。ここらで一つ誰が見ても明確な保守政党があってもいいのではないでしょうか。一番いいのは自民党総裁選で197票も獲得した麻生太郎氏、もしくは現在無所属ながら、かつてのA級戦犯・平沼騏一郎の系譜にある平沼赳夫氏が核となって保守政党が結成されることですね。
逆に憲法改正反対・非武装中立を唱える民主党左派や社民党・共産党も本格的革新派政党を結成すべきだと思います。右の私から見れば社民党と共産党の違いなんて共産党がいまだに共産主義革命とやらを捨てていないことぐらいで、世界の民主主義国家の中にある共産党のほとんどはすでに共産主義革命の理念を捨て、社会民主主義政策の実行を主張してある程度の勢力を確保しています。ですから、日本共産党も共産主義革命の理念を放棄し、社会民主主義政策の実行を宣言したうえで社民党と連携、または合体して新党を樹立し、さらに民主党左派も糾合できればかなり強力な革新派政党を誕生させることができます。そうなれば保守政党VS革新派政党の論争となり、国民の目にもわかりやすい議論が展開できると思います。
これから数年の間に政界再編が起こる可能性があります。その時誰がどう動くのか。全く先の見えない状況になってきたと思います。
小沢氏がまさか!って感じでしたね(^-^;
大連立なんて全く無いと思ってましたのでびっくりです!
これからの民主党の出方が楽しみです。
どうなることやら・・・・
by tonta (2007-11-05 20:24)
全くもってどうなることやら、ですよね・・・。
by そうてん (2007-11-05 22:39)