「スクールデイズ」の誠にものすごく腹が立つ [アニメ・マンガ感想]
こんにちわ。そうてんです。今週はアニメ感想ありません。ってかなんだか画像もなしにただ感想書いててもあんまし臨場感がないというか、私の文才だと画像なしで臨場感出すの難しいので、こういう感想と論評の中間みたいなのを書こうと思います。
ちなみにアニメのスクールデイズを3話まで見た人だけ見てください。ネタバレ含有気味なので。
私はなのは→ステイグマ→スクールデイズ、という順番で見ることになるので、必然的にこれを見た後の精神的ダメージは翌日まで引きずることになります。だから、スクールデイズを見たあとに横になりながら色々考えてしまいます。
んで、一番感じるのが誠への腹立たしさ。
ウィキペディアを見ると世界の評判が悪いように見えるが、一番悪いのはやはり誠である。
誠は言葉に対する『一目惚れ』から相手を全く知らないまま付き合い始めてしまった。結果としてそれは誠に言葉を付き合うことに対する『疲労感』を感じさせてしまっている。この責任は言葉に全くない。むしろ、誠が言葉の男性恐怖症な部分を理解しないまま、ただ『付き合いたい』という思いだけで言葉と付き合っていたことがこの『疲労感』の原因である。
そして、誠は世界に対する配慮も全くない。誠は世界に言葉との関係の状況をすべて話している。もちろん、付き合うということを全くしたことのない誠にとって相談できる相手がいたほうがいいのは当然だ。だが、世界は誠にキスしたことがあるのだ。普通ならこの時点で相談することをやめるべきである。これで世界の気持ちに気づかない、配慮しないというのは大馬鹿すぎる。しかも、誠はこの会話の中で言葉と付き合うことに対する『疲労感』をキスしてきた相手である世界に漏らしているのだ。これでは世界が誠を奪おうと考えてしまうのは至極当然である。
そもそも、言葉を大切に思っているのなら相談せずともすべき言動、すべきでない言動ははっきりするのではないだろうか。にもかかわらず、これはアニメでの話だが、誠からはそういう配慮よりも自分の感情や欲望が優先されているように感じる。
誠は『君が望む永遠』の鳴海孝之と同じ『ヘタレ』に分類されるそうだが、俺はそうは思わない。少なくとも、孝之には遥や水月に対するやさしさや配慮が見られる。だからこそ、両方を右往左往して『ヘタレ』に分類されてしまう。このタイプの濃いのが『SHUFFLE!』の土見稟である。ただし、稟はちゃんと他のキャラとの関係を『恋人候補』から『友人』に変換させる、つまり清算をちゃんとやっているからいい。だが、誠はウィキを見る限り、世界とつながったルートでも、言葉とつながったルートでも、清算を行っていない。また自分の気持ちや欲望が優先され、相手に対する配慮が見られないことを考えると、誠は『ヘタレ』なんかではなく、ただの自分勝手である。
何にせよ、アニメの先の展開はどこに向かうのか。どれにせよ、彼女たちへの配慮を欠いた誠にハッピーエンドを与えないでほしいと思う。
ちなみに、私は『SHUFFLE!』以外はゲーム版をやったことがないことを追記しておきたい。
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