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参議院の存在意味ってあるの? [選挙・政党・政局]

こんにちわ。梅雨なのにこの気温は・・・と鬱になっているそうてんです。

テレビのバラエティー番組でタレント活動をしている丸山和也弁護士(61)が今夏の参院選に自民党の比例代表候補として出馬することが17日、分かった。18日に本人が記者会見して発表する。自民党は無党派層の支持を広げるため、知名度のある同氏に出馬を打診していた。 (時事通信)

先日のさくらパパの民主党からの出馬表明に引き続き、今度は丸山弁護士が出馬することにしたそうです。
またもや参議院が
タレント候補のオンパレードになってきました。

衆議院が『数の代表』と言われるのに対して参議院は『理の代表』と呼ばれ、最初のころは緑風会という
院内会派が法案のキャスティングボードを握り、また党議拘束などを定めていなかったため、ちゃんと『理の代表』としての
機能を果たしていました。
しかし、吉田茂がこの緑風会から次々と官僚出身者などを自民党に引き抜き始めた結果、緑風会は衰退してしまいました。
それ以来、参議院は『理の代表』としての機能を果たしていない、と考えても間違いではないでしょう。

二院制を持っている国では主にイギリスのように貴族出身者で上院を作るタイプとアメリカのように上院と下院で州の代表、国民の代表と分けるタイプ、そしてイタリアのように両院とも同列、という3つのタイプにわけられます。
しかし、日本はイタリアのように両院平等ではなく衆議院に優位性があり、アメリカのように代表が分けられてるわけでもないし、イギリスのように貴族出身者で構成しているわけでもないので、参議院の位置づけがかなり曖昧になっています。
私としては憲法を改正し衆議院の優位性を廃止してイタリアと同じように両院とも同列にするか、各都道府県、または
道州制導入後の各同州か2~5人を選ぶ方式にするか、または参議院自体を廃止してしまうか、するべきだと考えています。

今年は参議院選挙の年であるとともに、参議院の存在意義も根本的に見直すべき年なのではないでしょうか。


 


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