報道機関の過剰行動と犯人射殺に動けない理由 [マスコミ・ネット・パソコン関係]
こんにちわ。今週ほとんどのアニメを睡魔のために見逃してしまったそうてんです。
昨日の夕方から愛知県長久手町で元暴力団員らしい男が元妻を人質に立てこもっています。そして、最悪なことに倒れていた警察官を助けているときに23歳のSAT隊員が防弾チョッキをつけていたにもかかわらず、撃たれ、昨日深夜になくなりました。まずはそのSAT隊員のご冥福をお祈りしたいと思います。
さて、昨日からさまざまなニュースでこの立てこもり事件が報じられていますが、その中には警察の行動を妨害していると考えられても仕方のないような報道もありました。例えば、警察官が屋根伝いに立てこもっている家に向かっているときに『今、警察官が屋根伝いに現場に向かっています。』と報道し、報道ヘリからしっかりとその姿を映しているものや、ライフルを構えた狙撃手をしっかりと写しているものまでありました。しかも、この報道ヘリのために現場近辺の警察の配置や動きが手にとるようにわかるのです。犯人もテレビを見ていることを考えると、犯人に協力しているといわれても仕方のないものでした。
さて、さまざまな掲示板を見ていると、『なぜ犯人を射殺しないのか?』という言葉が見られます。ちょぃと調べてみると、日本の警察が戦後初めて犯人を射殺したのは1970年の瀬戸内シージャック事件で船の上から銃を乱射する犯人を大阪府警の狙撃手が射殺したのが最初です。このとき、なんと自由人権協会の弁護士が狙撃手を殺人罪で告訴しているのです。幸い広島地検は不起訴処分にし、無罪となりましたが、これ以後、警察は簡単には射殺命令を出さなくなりました。このあと、犯人射殺が行われたのは1979年の三菱銀行人質事件のみです。このときは突入した複数人で犯人を射殺することによって刑事責任をもつものを特定させない、という方法を取りました。
つまり、日本では銃を乱射する凶悪犯を射殺すると、射殺した警察官が刑事責任を問われるというきわめてアホらしいことがまかり通っているのです。
報道機関が自分勝手に動き、人権団体がわけのわからない理屈をギャーギャーこねてるせいで若いSAT隊員が死んだといっても過言ではないでしょう。事件の早期解決を願うとともに、このような立てこもり事件が起きたときの報道統制(報道の自由がなんたらって言うから無理だろうけどね・・・)や射殺する場合の規定などをしっかりと定めてほしいと思います。
正論です。銃を持っている犯罪者は射殺しても
問題ないでしょうね。
人権はまじめに生きている人のためのものです。
犯罪者に人権は不要ですな。
by クゥ (2007-05-18 22:21)
確かにマスメディア(特にTV)の対応はおかしい。
どうして、ヘリの規制を行わないのでしょう?
警備体制が丸見えです。
今回、警察側の指揮命令系統についての報道はなんでないのでしょう?
射殺命令を出すのは「刑事課長」それとも「県警本部長」でしょうか?
どちらにしても責任転嫁の最たるものと思います。
by 団塊世代おやじ (2007-05-25 00:25)