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近隣諸国のリーダー交代と日本への影響 [外交・国防・領土関係]

こんにちわ。そうてんです。なんか昼間の更新は感覚的にすっきりしませんね(笑

さて、すでにちらほらとニュースの話題にはなっていますが、今年と来年で日本と関係のある主要国のトップがガラリと変わります。

ここで注目すべきなのは、米国大統領選挙、韓国大統領選挙、台湾総統選挙です。

米国ではイラク政策の失敗から、次の大統領は民主党でほぼ決まりと考えてよいでしょう。現に共和党の候補はみんな保守層からあまり支持を受けていません。そう考えると、一番大統領になる可能性が高いのは民主党のヒラリー・クリントンと考えて間違いないでしょう。

ご存知のとおり、ヒラリー・クリントンはあのビル・クリントン元大統領の奥様です。福祉活動に積極的な人物で、そういう面ではただ護憲だの弱者救済さのと叫んでいるだけの福島○穂とは比べ物にならないくらい有能な人物です。

しかし、民主党はどちらかというと中国寄りの政策をとることで有名です。しかも、クリントン夫妻は2003年ころに華人系政治団体から多額の政治献金を受け取っていたことが発覚しています。華人系政治団体の大多数は中国共産党とつながっています。つまり、次の大統領は中国から金を受け取るような人物になる可能性があるのです。これでは同盟関係など有名無実となる可能性があります。

次に韓国。こちらもすでにノ・ムヒョン政権は死に体で、すでに与党ウリ党も分裂状態にあります。こうなると次の大統領は野党ハンナラ党系の候補になると思われますが、韓国の大統領選挙はまさに一寸先は闇で、昨日まで大統領最有力候補だったからと言って、明日もそうであるとは限らないくらい先の読めないものなのです。現に、ハンナラ党の中でも党からの公認がもらえないのなら新党を立ち上げてやろうとする動きもおきており、まったく先の読めない展開になっています。

しかし、ウリ党の大統領になろうが、ハンナラ党の大統領になろうが、韓国の反日体質はまったく変わらないと考えて間違いないでしょう。国民を団結させ、支持を得るのには民族と反日がセットになっていなければならないというなんともまぁ、はた迷惑な韓国の国民性があるからです。

最後に台湾。世界でも唯一と言ってもいい親日的国家ですが、次の総統は反日系になるかもしれません。台湾の政治状況を説明いたしますと、現在の与党、民進党は本省人系(元から台湾に住んでいた人々)の政党です。これに対し、国民党は外省人系(蒋介石が台湾に逃げてきたときに一緒に逃げてきた人々)の政党です。基本的に民進党が台湾独立派、国民党が中台統一派と考えていいでしょう。(ただし、李登輝 元台湾総統はすでに台湾は独立しており、独立する、しないの話をする段階ではない、と主張している。)

ここ数年、陳水扁総統やその婦人に対する政治資金不正流用疑惑が持ち上がっており、民進党への支持率は低下しています。かわって、現在最有力候補と言われているのが国民党の元台北市長 馬英九(ば えいきゅう)氏です。彼はどちらかと言えば中国のほうに近い存在です。つまり、このままだと日本のシーレーンの途中にある台湾に親中派の政治指導者が誕生する危険があるのです。ただし、彼も最近、台北市長時代の首長特別支出費を横領していたのではないか、という疑惑が発覚し、こちらも先の読めない展開になっています。

さて、ここまでで気づいたかたもいらっしゃると思いますが、このままだと、日本はさまざまな外交問題で孤立無援となる可能性が出てきたのです。いちおう同盟関係のあるアメリカにすら、親中派大統領が誕生するとなれば、その影でうごめく中国が次々と日本に歴史問題や尖閣諸島問題で揺さぶりをかけてくる可能性があります。すでに歴史問題ではそれがほぼ嘘だったとされる従軍慰安婦問題がアメリカで燃え上がり、下院議会で非難決議が採択されようとしています。これはもしかしたら、日本に対する新・反日包囲網完成の序章かもしれない、と私は考えてしまいます。

2008年が日本が生き残るのか、それとも衰退していくのかの分岐点になるのかもしれません。


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