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北朝鮮が六カ国協議復帰らしい。 [北朝鮮関係]

中国外務省と国営新華社通信が北朝鮮が六カ国協議に復帰することを発表したそうです。

ですが、これは北朝鮮と話し合いで解決できる状況ができ始めたわけではありません。

1993年、NPT(核拡散防止条約)を脱退した北朝鮮がプルトニウムの抽出を開始した朝鮮半島危機。ですが、結局カーター元米大統領の訪朝によって解決。翌94年、ジュネーブ合意によって北朝鮮が核開発を凍結する見返りとして軽水炉型原子力発電所の建設を決定しました。しかし、実際はそれが守られず、今日まで核開発は続けられてきたのです。

つまり、北朝鮮にとってこのような約束は所詮時間稼ぎでしかないのです。

おそらく、北朝鮮は今何としてでも失敗した核兵器の見直しとその小型化、テポドン2の再設計やそれに核兵器を搭載するなどの時間がほしいのです。

ですから、何としてでも六カ国協議で最低限北朝鮮に有利な条件で合意を結んだ上で経済制裁を解除してもらい、その間に先程のことを実行するのです。

もし、ノドンやテポドンに核兵器が搭載されれば、拉致被害者の奪還などあったものではありません。中国に向けられてる核ミサイルよりも危険なものです。

私達は北朝鮮の完全なる、絶対的な核兵器と核兵器開発関連施設の廃棄、そして拉致被害者の早期奪還がなされなくてはなりません。そして、この2つのどちらか一方でも北朝鮮が飲まないときは、経済制裁を決して解除してはならないと思います。

そして、たとえこの2つのどちらも飲まれたとしても、北朝鮮には積極的な改革・解放を求め、国民の人権を守らせるようにしなくてはなりません。

それが北朝鮮が現在の国際社会の中で生き残る道だと思います。


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