A級戦犯合祀に昭和天皇不快感 [日本史・世界史関連]
いや~すごいもの出てきちゃいましたね。
これはメモが貼り付けられていたものだったので、一部では真贋論争が出ています。
ですが、昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を持っていたのではないかという話はありました。
一部の新聞社は『分祀論が加速する』という書き方をしていますが、それは少し違うと思います。
確かに神道と天皇は特別な関係にあります。
ですが、だからといって昭和天皇の言葉であっても分祀できるようなものではありません。
これは中韓への反発、という理由ではありません。
1つは神道の習慣上の理由です。
神道でいう『合祀』というのは神社と神社を統合すること、または複数の神社のご祭神を祭ることです。
つまり合祀とは合体のことなのです。
靖国神社にたとえるなら粘土をくっつけていって丸めて一つの固体にしてしまうものです。
何十回もくっつけて一つにした粘土から最初にくっつけた粘土だけ取り出すのは無理でしょ?
これを切り離すことなんて不可能なのです。
もう1つはそもそもA級戦犯を裁いた東京裁判の正当性です。
国際法学者の間ではすでに東京裁判は不当なものであったというのが常識となっています。
これは昭和天皇が云々の問題ではなく国際法上の問題なのです。
私は昭和天皇の意思は意思だが、靖国神社の分祀論とは関係ないということです。
昭和天皇の言葉であっても分祀はすべきではないと思います。
ちなみにこれは昨日書くべきでしたよね。すんません忘れてました(爆死
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