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都議選の結果で予想外だった2つの事態 [選挙・政党・政局]

こんばんわ。今日は7/12の東京都議会選挙で私が様々な報道や評論などを元に考えていた予想を大きく外れた事態が2つありました。もちろん東京都議会選挙がそのまま次期衆院選に影響してくるわけではありませんが、しかし、その影響がないとは言えないので、少し書いておこうかな、と思います。

(7/12東京都議会選挙の結果。括弧内は改選前からの増減)
自由民主党:38議席(-10議席)
民主党:54議席(+20議席)
公明党:23議席(+1議席)
共産党:8議席(-5議席)
生活ネット:2議席(-2議席)
諸派・無所属:2議席(-2議席)

①民主党の予想以上の議席増と共産党の予想外の不振
私は自民党が議席を減らし、民主党が増やすことは予測していました。しかし、両方とも快く思わない人たちが共産党にいれることで、民主党の議席増加が抑えられ、共産党が改選前よりも議席を増やすのではないか、と考えていました。しかし、結果として共産党は5議席も減らし、民主党は20議席も増やすという大躍進を遂げました。共産党は近年ではある種の不満度ジェネレーターとなっていました。しかし、それが議席を減らして民主党が議席を増やしたということは民主党に期待している都民がかなり多いということになります。

②公明党の議席維持
もう1つは公明党の議席維持です。これは、自民・公明連立政権として長年自民党の政治を助けてきた公明党なので、さすがに今回の都議選では議席を減らすかな、と考えていました。しかし、結果は1議席増。公明党の支持母体である創価学会がどれだけがんばったのかは私にはわからないところですが、少々公明党と創価学会の選挙力を甘く見ていたかな、という感じがします。


この2つから衆院選への影響として言えることは、民主党が衆議院第一党どころか衆議院の過半数、もしかしたら単独で安定多数である260議席を獲得する可能性があること、そして公明党は今の議席を維持する可能性が高いということです。もちろん総選挙が必ずこのようになる、とは限りませんが、可能性としてはかなりあるとみていいと思います。
タグ:都議選 政治
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