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焼け石に水の定額給付金 [国内政策全般]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090113-00000064-mai-pol


定額給付金は『原則として全世帯を対象に1人当たり1万2000円(18歳以下と65歳以上は2万円)を支給。所得制限の設定は自治体の判断』(毎日.jpより引用)となっており、その目的は『景気対策』となっていますが、1度だけ1万2千円を支給するだけではとてもじゃありませんが景気対策にはなりません。まさに「焼け石に水」です。


もしも定額給付金を『景気対策』にやるのであるならば、例えば「今年1年間は月5万円を現在日本国内に在住する日本国民に付与する」など、とにかく大規模かつ継続的にやる必要があります。そのうえで景気回復後には消費税などの税制を抜本的に見直す、というのであれば納得できるんですがね。1度だけ1万2千円を支給したところで効果は薄いです。2兆円を無駄にしているとしか言いようがありません。


ちなみに所得制限は最初から設ける必要はないと思います。『役所に行って、定額給付金をもらう』をということは、「役所にいく分の時間を犠牲にする」わけです。もしも「1万2千円>時間」なら役所に給付の申請に行くでしょうし、「1万2千円<時間」ならもらいにいかないわけです。お金もちというのは社会的にかなり高い地位についているわけで、そうなれば時間にそんな余裕はないはずです。お金持ちにとっては、1万2千円のために役所にいってる時間だって無駄なのです。


俺としては別に二次補正予算から定額給付金を抜いて、通したところで二次補正予算の他の中身に影響は全くないのだから、外して通してもよかったのに、と思いますね。
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