自民大敗 民主大勝利 [選挙・政党・政局]
こんばんわ。そうてんです。
私はギリギリで自民勝利、という展開を考えていましたが、予想をはるかに超えて民主の大勝利による参議院での野党過半数獲得が確実となりました。
まだ、選挙管理委員会の公式発表はないものの、各テレビ局の予想を見ればこれは確実と考えていいでしょう。
安倍首相は続投を発表していますが、民主党が参議院過半数を獲得した今、法案を通すのも難しくなったと言えるでしょう。
私は自民が負けたからどうとか民主が勝ったからこうだとかいうつもりは微塵もありません。
しかし、いくら民主が『生活が第一』と叫んでいても日本の外交・防衛も年金と同じくらい『第一』に考えてほしいと思う。世界最悪の犯罪者集団である北朝鮮、その経済発展を利用して全力で軍事力を増強している中華人民共和国などに対抗するにはもちろん外交交渉も重要だが、同時に相手に『日本と話をしなければ』と思わせるための『交渉のための軍事力』も必要である。かつて、イギリスのチェンバレン政権はナチス・ドイツと戦争をしたくないばかりに、ナチスのオーストリアやチェコスロバキアへの侵攻を許し、結果第二次世界大戦を招いた。もし、仮にだがこのあと衆議院選挙があって民主党が政権を取った場合、もしくは自民党が防衛費を拡大させる予算案やスパイ防止法を出した場合にはこのことを忘れないでほしいと思う。
とにかく、民主は今回の選挙で与党を攻撃する究極の武器を手に入れた。しかし、その武器を使う場合には日本の安全保障や外交をどうするかも真剣に考えていただきたい。もちろん、衆議院で多数の議席を持っている自民党にもそれは言えることである。両者とも日本の独立と安定のためにこれからがんばってほしいと思う。
日本ブログ村
こんばんは
参院選、予想外の結果でしたね。
ただ、「交渉のための軍事力」が効力を持ったのは、第二次大戦・朝鮮戦争までではないでしょうか。ベトナム戦争以降は、「情報力」ではないかと思います。９０年代、「軍事力」に頼った国家は、崩壊していきましたよね。
北朝鮮の場合は、核兵器という「軍事力」そのものではなく、核兵器の「情報」を操って、アメリカと交渉しているのではないでしょうか。
これから世界の人口は７０億、１００億の時代を迎えようとしています。そういうときに、「軍事力」で「食糧」が確保できるのでしょうか。
by (2007-07-30 01:53)
確かに『情報力』の向上もまた重要ですし、北朝鮮の戦術が核兵器の『情報』によるアメリカとの交渉であることは事実です。ですが、私としてはやはり中国相手の場合は『情報力』だけではなく『軍事力』も必要だと考えています。中国が歴史上、突然軍事力を動かしてきたことが結構ありますから、軍事力を行使する前に交渉を、と中国共産党首脳部に考えさせるだけの軍事力は必要と考えています。そういう意味での『交渉のための軍事力』なのだ、という考えです。つまり、外交という大枠で言ったのですが、ここの部分は対中外交を前提に書かせていただきました。そこはちゃんと書くべきでした。申し訳ないです。
by そうてん (2007-07-30 03:24)
結果にびっくりしましたね。
予想でも民主優勢だったですが、そのまま来ましたね（＾－＾；
安部総理が辞めないと言うのが、また違った感じの選挙でしたね
by tonta (2007-07-30 22:31)
こんばんわ。
今、安倍首相が退陣すれば衆議院解散・総選挙をやらなければならなくなりますからね。そうなれば、今の状況なら野党に過半数を奪われる可能性が高くなります。だから、安倍首相はやめられません。
とはいえ、参議院で野党が過半数をとったとなれば、第一党になった民主党にも叫ぶだけではなく、議会運営の責任ができたことになります。ここでやり方を間違えれば解散しても勝てなくなりますからね。だから、いつ衆議院解散となるかはわかりませんが、それまでに与野党でどのような動きが起こるかがその選挙の勝敗を決めることになると思いますね。
by そうてん (2007-07-30 23:07)
こんばんわ＾＾
＞＞私は自民が負けたからどうとか民主が勝ったからこうだとかいうつもりは微塵もありません。
私はどうこう言ってしまいました・・・（；；）
やはりネトウヨにもなり切れぬミーハーな自分を呪ってしまいますorz
安倍ちゃんにはもちょっと頑張って欲しいデス
では～＾＾
by ししゃも (2007-07-30 23:20)
こんばんわ。
コレどうこう言うつもりはない、と言っておきながらなんか自民党を助けるようなこと書いてる気がしていますｗｗｗ
まぁ安倍首相もやることはやっているんでしょうが、その部分への評価をしたとしても従軍慰安婦問題で曖昧戦術をとったのには正直失望した自分がいましたね。
まぁ、参議院では少数に転落してしまいましたが、今後国会がどうなるかは注目したいところですね。
by そうてん (2007-07-31 00:00)