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他所に売り上げ不振の責任を押し付ける製作会社 [アニメ・サブカルチャー関係]

アニメビジネスのGDH(東京都新宿区、石川真一郎社長)は21日、決算説明会を開いた。
07年3月期の連結業績予想を下方修正し、通期の経常損益は当初予想の6億200万円の黒字から16億円の赤字に転落。最終損益も3億4500万円の黒字から16億円の赤字となる見込み。この責任を取り、村濱章司会長が11月1日付で取締役に降格した。

同社はテレビアニメ「N・H・Kにようこそ!」などを制作したが、無料動画サイト「ユーチューブ」やファイル交換ソフト「ウィニー」などの影響でDVD の売り上げが不振となったことや、6月に公開された劇場版アニメ「ブレイブストーリー」や海外の子ども向けアニメなど新規事業が予算を達成できなかったこと、出資している投資ファンドの決算を計上したことが赤字の要因と説明している。

さて、みなさんどう思いますか?

私は『ブレイブストーリー』見たことないのであまりいえませんが、掲示板やブログを読んでいる限りではあまり良い出来ではなかったようです。それが事実なら、自業自得なのに責任を他のものに押し付けていることになります。

では本当にYou TubeやウィニーのせいでアニメDVDの売り上げは落ちたのでしょうか?いいえ。それはないでしょう。

その根拠は今年前期、とりわけ5月~8月に旋風を巻き起こした涼宮ハルヒの憂鬱の存在です。あれは放送当初からYou Tubeやウィニーに大量に流出していました。にもかかわらず、初回0巻の売り上げはガンダムを抜きました。今も次々出る最新刊はアニメDVDにしては売れているそうです。

ハルヒはかなり狭い地域でしか放送されていませんでした。それを見る機会を与えたのがYou Tubeであり、ウィニーではないでしょうか。

作品自体の完成度が高ければ、たとえYou Tubeで流れていようともDVDを買う人は買うのです。現に私がそれです。

もし、『ブレイブストーリー』や『NHKにようこそ!』がハルヒ級の完成度であったならば、たとえYou Tubeで流れていようがウィニーで手に入ろうがDVDは売れていた事でしょう。

現在、政府ですらこのようなYou Tubeなどにアニメ作品などが流れないように規制をかけようとしています。ですが、それは逆にファンを減らしてしまうと思います。現在、『ワンピース』すら見れない都道府県が山ほどあるのです。もし、どうしてもこのように流出することを避けたいならば、全国一律に何処でも北海道から沖縄まで見れない番組はないというふうにできるシステムを作るべきではないでしょうか。


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