韓国の向かう道 [韓国関係]
さて、本日韓国の盧武鉉大統領は第58回「国軍の日」記念式で「国防改革の第1段階中期計画が完了する2010年代序盤には、わが軍が韓半島での戦争抑制を主導する力を備えることになる」(中央日報引用)と語ったそうです。
韓国は2009年の米国からの戦時作戦権返還に向けて、自国防衛力の増強に力をいれています。私自身、これには反対です。何かあれば50万人規模の援軍と大規模な航空兵力を送り込めるのはほかならぬ米軍です。戦時作戦権は兵力差から考えれば米軍が持っているのが妥当だと思います。
さて、私が不安に思うのはその増強された在韓米軍の兵力が向かう先が北か、南か、ということです。
北に向かうのなら、日本は協力していけるでしょう。しかし、南、つまり日本に向かうなら最悪です。韓国は現在射程500キロ以上の巡航ミサイル『天竜』の開発に成功したそうです。もし、これがプサン付近に配備されれば、北九州と中国地方の一部が射程範囲内に収まってしまいます。
戦時作戦権を米国から取り返して、北とのつながりをさらに強めるのか、それとも日本との関係を修復する方向に向かわせるのか。韓国の向かう道は全く持って見えてきません。
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