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外交を考える上で重要なことと対北経済制裁決議案 [外交・国防・領土関係]

みなさんは『外交』というものは「自分たちの主張が通ったら勝ち」と思ってはいないでしょうか?

しかし、それは違うと私は考えます。

外交とは『どれだけの利益を自国にもたらせるか。』だと思います。

しかし『利益』とはお金や物資、名誉だけではありません。

よく、外交をカードゲームにたとえることがあります。

『外交上の利益』には『相手国に対する手札をどれだけ増やせるか』あるのです。

つまり、相手国にダメージを与えられるようなものも『利益』なのです。

たとえば今回の対北経済制裁決議案

可決した場合は誰にでもわかるように北朝鮮に対して世界的に経済制裁を

日本の安全保障に対して重大な危険性を持っている北朝鮮を締め上げることができます。

否決した場合も拒否権を発動した中国やロシアを北朝鮮の延命に協力し、

日本の安全保障に大しての重大な危険性を放置したとして中露を非難することができます。

つまり、中国に対して明確に批判できるカードを手に入れることができます。

この制裁決議案は可決されても否決されても日本には利益があるのです!!!!

では、逆に日本にとって一番不利益になってしまうのはどんなことか。

それは中露の非難決議案や英仏の折衷案に賛成することです。

これでは中露に対する大きな批判カードにもなりませんし、

北朝鮮に対しても何の効果もでません。これでは国益とはなりません。

私は早期に日米が今までどおりの決議案を採決に持ち込み、可決否決の結果を

はっきりさせるべきです。

そして、否決されたときには決して日本政府を責めるべきではありません。

今回、外務省もアメリカでプレスリーのマネをしていた首相も外務省もちゃんとやっています。

むしろ、中露の強硬な態度での拒否権を発動を非難すべきだと思います。


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