土曜だべり:自分が右方向に傾いた理由 [日記・日々の雑感]
こんにちわ。パソコンが来て以来、外出がかなり面倒になったそうてんです。ひきこもりですww
私は父親の影響からか、物心ついたときにはほぼ毎日ニュースを見るようになっていました。また、歴史にも興味があり、小学6年生ですでに太平洋戦争の主要な戦場は覚えていましたね。全くかわいげのないガキですwwwww
しかし、そのころ、中学2年になるまでは憲法改正どころか自衛隊の存在自体に反対でした。つまり、現在の枠組みでいけば私はサヨクだったわけです。当時の私はニュースや教科書が嘘をつくわけがないし、何より日本国憲法で軍事力の保有を禁止している日本が何故、自衛隊という軍事力を保有しているかすら疑問に思っていました。いざとなればアメリカが守ってくれるんだし、という考えもなかったわけではありません。今考えると、当時の私はいわゆるお花畑な考え方に染まっていたのかもしれませんね。
しかし、中学2年になろうかというある日、たまたま本屋で発見した本で私の考え方は180°変わりました。それが
そう。小林よしのり氏の代表作である『戦争論』です。当時はすでに2まで発売されており、その画風や政治の話をマンガでやるという、私の中では珍しい形式の本だったので親に買ってもらいました。この本に書かれていた、教科書とは全く違う歴史の解釈、朝日など大手マスコミが嘘をつくことを知りました。このとき私が受けた精神的衝撃は計り知れないものでした。また、当時はアメリカ同時多発テロで世界中が騒然としている時期で、『国防のためには軍事力が必要』ということを現実と理論双方で納得させられました。と、同時にアメリカへの信頼が薄れ始めたのもこの時期です。
2002年にはいり、私の実家のほうにパソコンがはいったこともあり、さまざまな情報を集めやすくなりました。しかし、それでも私の考えはいわば『常識の範囲内』、つまり理論的にはっきりしたものではなかったのです。当時の私はまだ中国を今ほど嫌っておらず、北朝鮮に至ってはノーマークでした。しかし、この年の9月。日本人拉致被害者の帰国という大ニュースが世間を流れました。当時、北朝鮮による日本人拉致疑惑の存在は知っていましたが、常識的に考えて国家が他国の人間を拉致するなんてことがありえないと考えていました。つまり、私は『常識』の枠に囚われていたのです。このときに私が気付いたのは、北朝鮮の危険性もさることながら、国際社会や政治・経済の世界には『常識』が存在せず、『常識』という枠組みは個人が勝手に作り上げているものだということに。ここで言う『常識』とは「人を殺してはいけない」みたいな当たり前のこと、を意味するのではなく「~であるはずだ」「~であるはずがない」という決め付けを意味しています。あしからずww
このあたりから私は完全に現在の枠組みでの右方向の考え方になりました。改めてこうやって自分を振り返ると考え方がコロコロ移っているなぁ・・・とか考えてしまいますね。しかし、政治や軍事の世界はもちろんかなり硬派な話の世界なんですが、イスラエルが無人機パイロットをニートにやらせたりとかいう話を聞くと、「なるほど、いいアイデアだ!」と思うと同時に「笑いの種ができたぜww」とか不純なことを考えてしまうのも事実ですね。まぁ結局最後にはこういうことになるんですね。
事実は小説より奇なり
それでは。みなさんよい休日をww
確か戦争論(1)を持ってるはずです。
読みましたけど、面白かったですねぇ!(^-^)
by tonta (2007-07-28 22:03)
あれが私の思想的転換点ですかね。
現在の考えになるスタート地点でもあります。
by そうてん (2007-07-28 23:08)
こんばんわ^^
実はオイラも「戦争論」、発売当時に読んでます。面白いとは思ったけど、思想の転換にまでは到りませんでした。というより、転換するほどの思想を持ち合わせていなかったように思います。政治とかイデオロギーとか、なにか自分とは離れた場所での問題のように捉えていたと思います。
今でもネトウヨのハシクレぐらいなので今後はブレることも想定しながら精進を重ねて生きたいと思います(爆)
ではまた^^
by ししゃも (2007-07-30 23:42)